◆マンションをめぐる環境変化 ― “2つの高齢化”(建物、居住者)と“人手不足”<br />
都市部での“終の棲家”としての役割の増 ➡ 永住意識 62.8%(前回52.4%)<br />
(平成30年度マンション総合調査より)<br />
マンション化率:全国12.5%、東京都27.4%、東京23区31.57% (2018年末時点)<br />
(出典:東京カンテイ プレスリリース/マンション化率 都道府県・政令指定都市)<br />
(1)管理組合の財政難と修繕実施の困難<br />
・修繕積立金の不足:消費税の引き上げ、積立金の当初設定の低水準<br />
・高齢年金生活世帯の増加、出費への抵抗<br />
・人件費・建築コストの上昇<br />
cf. 築40年超のマンション:81.4万戸 → 366.8万戸(20年後)<br />
修繕積立金の積立状況→計画に対して不足している管理組合:34.8%(平成30年度マンション総合調査より)<br />
(2)高齢化等による環境変化<br />
・コミュニティ、防災、専有部生活サービス等のニーズの拡大<br />
・認知症等への対処の必要性<br />
cf.世帯主の年齢60歳以上 49.8%(※1)<br />
※1:平成30年度マンション総合調査より<br />
認知症の有病者は730万人、有病率は2割(2025年)(※2)<br />
※2:日本にける認知症高齢者人口の将来推計に関する研究より<br />
・管理組合の役員のなり手不足<br />
・クレーマー、管理会社への過度の要求の増加<br />
(3)マンション管理業の変革の必要性<br />
・65歳定年制の普及等による管理員を中心とする人手不足<br />
・女性、若年層、ICT等の活用の検討<br />
・管理組合財政等の改善に向けた提案、総合サービス提供<br />
のニーズに対応<br />
・管理業務に対する社会的評価を高める必要<br />
◆マンションをめぐる環境変化 ― “2つの高齢化”(建物、居住者)と“人手不足”<br />
都市部での“終の棲家”としての役割の増 ➡ 永住意識 62.8%(前回52.4%)<br />
(平成30年度マンション総合調査より)<br />
マンション化率:全国12.5%、東京都27.4%、東京23区31.57% (2018年末時点)<br />
(出典:東京カンテイ プレスリリース/マンション化率 都道府県・政令指定都市)<br />
(築30年以下<br />
=456.9万戸)<br />
4<br />
◆マンション管理の質の向上・透明性確保のため